「フレンチブルドッグと一緒に楽しむ」ってどういうこと?音楽イベントやお出かけ前に知っておきたい、犬の本質的な幸せについて

「フレンチブルドッグと一緒に楽しむ」ってどういうこと?音楽イベントやお出かけ前に知っておきたい、犬の本質的な幸せについて

※この記事は、プロモーションを含みます

 

 

 

 

こんにちは。
CHIKAKOです。

 

 

 

 

フレンチブルドッグの飼い主さんであればご存知であろう「French Bulldog LIVE」、フレブルライブ。多くのフレブルちゃんやその飼い主さんが集まり、アーティストのライブが行われる一大イベントですよね。しかし、私はこのフレブルライブという音楽フェスについて、いつも安全面は大丈夫なのかな?っと思ってしまいます。

  

  

  

  

なぜならば、非常に大勢の人間とフレブルが、全国から長い時間移動して集まり、ただでさえ移動で疲れているはず。その先に「音楽イベント」という大きな音が流れる普段の生活とはかけ離れた環境があり、フレブルにとって「ストレスではないの?」と思うからです。楽しみにされている方には申し訳ないけれど、私は我が子を連れて行きたいとは思いません。どう考えても、ストレスだと思うからです。

 

 

 

 

というわけで、今日はそんなフレブルライブという音楽イベントを通じて、フレブルの体の特徴や知っておいてほしいことなどをご紹介させていただきます。この記事が、多くのフレブルやわんちゃんの飼い主さんが、「犬の本質的な幸せ」について考えるきっかけとなれば幸いです。

 

 

 

 

それでは本題に進みましょう。

 

 

 

 


 

 

1.そもそも「French Bulldog LIVE(フレンチブルドッグ ライブ)」ってなに?

 

 

「フレンチブルドッグ ライブ」とは、フレンチブルドッグとその飼い主さんが一緒に楽しむ、エンターテイメントライブイベントです。通称「フレブルライブ」。毎年秋頃に2日間、山中湖交流プラザきららという場所で、フレブルのお洋服やグッズの販売、メインイベントのアーティストによるライブが行われます。2024年は、約5,000頭のフレンチブルドッグと7,000人のフレンチブルドッグのオーナーさんが集まったそうです。

 

 

 

 

なんだか楽しそうなイベントですよね。しかし、冒頭でもお話ししましたように、私はいつもこの「フレブルライブ」という音楽イベントに対して、フレブルを大事にしているはずの方々がなぜこのようなイベントを開催することを決めたのだろう?と疑問に感じてしまうのです。その理由は、フレンチブルドッグたちが持つ、生まれながらの体の特徴にあります。

 

 

 

 

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2.フレンチブルドッグの身体的な特徴と繊細な理由

 

 

そもそものお話から始めてみます。 

 

 

 

 

フレンチブルドッグは、短頭種、いわゆる「鼻ぺちゃ」と呼ばれる犬種です。鼻が短く愛らしい見た目をしていて、性格や表情がまるで人間みたいなところもあって非常に人気があります。その一方で、無理な交配が行われ、遺伝的な疾患を持つフレンチブルドッグも少なくありません。人気がある犬種ゆえの悲しい現実でもあります。

 

 

 

 

フレンチブルドッグは目に傷がつきやすい?

  

  

  

  

また、以下のような骨格や身体的な問題を抱えているフレンチブルドッグも少なくありません。

・鼻の穴が小さい(細い)
・フレンチブルドッグの短い口の長さに対して、軟口蓋が長

(軟口蓋「なんこうがい」:口の中の上側から喉の方に伸びて続く柔らかい部分)
・気管が狭い

etc…

 

 

 

 

こうした骨格や身体的な問題を抱えているフレンチブルドッグは、呼吸が荒くなりやすく、体に熱がこもりやすいため、熱中症のリスクが高い傾向があります。気管が狭く、軟口蓋が長い状態では、呼吸が激しくなると軟口蓋が揺れて気道をさらに狭くしてしまいます。これにより空気の通りが悪くなり、息苦しさを感じやすくなります。この時の呼吸音「ブヒブヒ」という特徴的な音が、フレンチブルドッグの愛称「BUHI(ブヒ)」の由来のひとつとも言われています。

 

 

 

 

フレンチブルドッグに音楽イベント?「愛犬と一緒に楽しむ」という本質的な幸せについて、知っておきたいこと フレブルライブ イベント 音楽フェス frenchbulldog live 一緒に楽しむ フレンチブルドッグ 特徴

 

 

 

 

これは「息が上がった時」だけの問題ではありません。個体によっては、普段から呼吸に負担がかかっており、少しの運動や興奮でも呼吸が荒くなりやすい状態になることもあります。つまり、フレンチブルドッグの中には「いつも、頑張って呼吸しなければならないわんちゃんもいる」ということが言えます。

 

 

 

 

 

フレブルが「ガハガハ」とパンティングする姿を見て、「笑っているみたいで可愛い」と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし実際には、そうしたパンティングは、上記のような身体的な特徴が原因で起こっている場合が多く、決して「快適な状態」とは言えません。パンティングは、呼吸だけでなく心臓にも負担をかけてしまう可能性があることも、知っておいてほしいことの一つです。
※パンティング(犬がハァハァと息をする、浅くて速い呼吸のこと/暑さや運動、緊張などによって見られます)

  

  

  

  

フレンチブルドッグは、私たちを癒してくれる可愛らしい見た目やファニーな性格とは裏腹に「非常に繊細な犬種」ということが、少しでも伝わりましたでしょうか。ゆえに、長時間の移動、たくさんの人、大音量でライブが行われる音楽イベントは、フレンチブルドッグに負担にならないのか?と、いつも私は思うわけです。涼しい季節に行われるとはいえ、フレンチブルドッグ ライブというイベントは、本当にフレンチブルドッグの幸せを考えたイベントなのか?」一度、考えてみる価値は大いにあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

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3.フレブルの「楽しむ」、飼い主さんの「楽しむ」、そして「一緒に楽しむ」とは?

 

 

「フレンチブルドッグ ライブ」は、「犬と一緒に楽しむ」をコンセプトにしたイベントです。しかし、長時間の移動、たくさんの人、大音量のライブ——こうした環境は、繊細なフレンチブルドッグにとって快適で楽しいイベントと言えるのかどうか、私たち飼い主は考える必要があると思っています。

 

 

 

 

フレンチブルドッグがパンティングする姿は、笑っているようにも見えますが(笑っている時もあるとは思いますが)、実際は興奮したり暑かったり呼吸が苦しいサインでもありますよね。長時間の移動の後、静かに安らげる場所(例えば旅行先のお宿が家族でゆっくりくつろげる環境、キャンプで自然豊かな場所など)に到着し、すぐさまくつろぐことができるのであれば、大きな負担にはなりにくいとは思います。

  

  

  

  

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しかし、「フレンチブルドッグ ライブ」のように、たくさんの人が集まり、ライブが行われるような場所に連れて行かれると、わんちゃんたちはそわそわして落ち着かず、きっと安心できないでしょう。そもそもそんな環境は休めないですよね。疲れないはずがありません。飼い主さんと一緒だと愛犬も楽しい!という一面もあるでしょうけれど、慣れない場所では不安もあるはずです。初めての場所、たくさんのわんちゃんのいる場所で、興奮する子もいると思います。それでも、飼い主さんと一緒だから頑張っちゃう、無理しちゃうフレブルたちもいるのではないでしょうか。

  

  

  

  

「フレンチブルドッグ ライブ」は、「犬と一緒に楽しむ」がコンセプトのはず。このような観点から考えると、フレブルライブという音楽イベントは、「飼い主さんの楽しむ」の方に偏っているのでは?と私は思ってしまうのです。人間だけの感覚で、「一緒に楽しんでいる」と判断するのは、非常に危険なことではないでしょうか。フレンチブルドッグの飼い主さんは、我が子のように愛犬を可愛がっている方がほとんどだと思います。だからこそ、この現状に私は違和感を感じますし、「フレンチブルドッグの本質的な幸せ」に目をそらさず、まっすぐに見てほしいと願っているのです。

 

 

 

 

「犬と一緒に楽しむ」とは?
あなたの愛犬が心からくつろげる暮らしとは? 

  

  

  

 

あなたはどう答えるでしょうか?

 

 

 

 

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4. フレンチブルドッグの「幸せ」を「ちゃんと」見る

  

  

「一緒にお出かけしたい」「イベントを一緒に楽しみたい」「いろんな体験をさせてあげたい」——その飼い主さんの想いはとても自然で、愛犬を思ってこその気持ちかもしれません。

 

 

 

 

しかし、フレブルたち(わんちゃんたち)にとっての本当の幸せって何でしょうか?

  

・飼い主さんと、家で静かに過ごすこと
・美味しいごはんを食べられること
・安心して、飼い主さんのそばで眠れること

・飼い主さんと一緒に遊ぶこと

  

  

  

  

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わんちゃんがおうちで安心してくつろげる、シンプルで良質なインテリアのお店
ペットグッズのセレクトショップ「free stitch」

 

 

 

 

そんな、なにげない時間こそが、彼らの「本当の幸せ」なのではないでしょうか。「日常の幸せの体験が、愛犬たちにとって本質的に大切なことなのではないか?」こんな視点を持ち、考えるきっかけにしていただきたいのです。冒頭でも触れたように、呼吸器系にリスクを持ち、熱中症にもなりやすいフレンチブルドッグは、本来とても繊細に扱わなければならない犬種です。最大級の配慮が必要な犬種だと私は認識しています。そんな彼らにとって「いつもと変わらない飼い主さんとのお散歩」や「飼い主さんとの温かいふれあい」が、本質的に「一緒に楽しむ」ということなのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

・人間の娯楽や「おしゃれ」に、愛犬を付き合わせていないか?
・「みんながやっているから」と流されていないか?
・誰かに見せるために、フレンチブルドッグが犠牲になっていないか?

・わんちゃんよりも、飼い主さんの方にメリットが多くなってないか?

 

 

 

 

 

わんちゃんの気持ちを100%理解することは、たしかに難しいことです。決して、「フレブル ライブ」を否定しているわけではありません。ただただ、私の大好きなフレブルちゃんたちの健康が心配なのです。「本当にフレブルの負担やストレスにならない?無理させないで!」って、思うのです。みんな長生きしてほしい。だからこそ、「この子たちにとって本質的な幸せって何だろう?」そう考える時間を持ってほしいのです。「フレンチブルドッグと一緒に楽しむとは?」ということについて、本質的に考えられる飼い主さんが増えたらいいなと心から願っています。

 

 

 

 

わんちゃんたちはきっと
「飼い主さんと、穏やかな時間を一緒に過ごすこと」
 

 

 

 

 

ただただこれが「本質」なのではないでしょうか。

 

 

 

 

わんちゃんも人も一緒に幸せになろう

   

  

  

  

🐷わんちゃんも人も一緒に幸せになろう〜Life with Dogs〜を考える、の一覧
https://www.chikako-lifestyle.com/category/lifestyle/life-with-dogs

🐷フレブルとの暮らし、の一覧
https://www.chikako-lifestyle.com/category/french-bulldog/

  

  

  

 

今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
それではまたお会いしましょう。
A bientôt 👋

CHIKAKO

 

 

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